外見だけの交わりに捉われすぎ

準備完了で、ようやく妹が出来、まいあがる私。「うん、良かったね」ええ、これでようやく太陽を見る事が…。「どーゆー意味?」

暗黒面に堕ち込み、ずっと辟易してたわけよ。世界は暗闇、地獄、苦痛の連鎖。生きること、即ち苦行。悪鬼羅刹が蔓延り、善人がバカ扱い。

所詮、外見だけの交わりに捉われた、薄っぺらい畜生どもが跋扈していると。「ちょ、えー…意味分からんけど、絶望してたのね」

でも一人暮らしの費用が貯まり、生活開始!妹が誕生!これで少し、ヒューマンへ帰れる気がする。「ちょ、じゃこれまでの貴方は何?」悪魔。あ、堕天使!さしずめ堕天使ね!

「ちょっとファンタジー過ぎ、話が意味不明」意味不明なのは此方もよ。やっぱり誰しも、孤独じゃ生きれぬ。そう悟らされたわ。

「稼ぐの大変だねぇ」まったくもって、無関心極まりないお言葉を有難う。頑張るわ。「いずれするよ!」嘘吐けバカ、絶対せんやろ。「決めつけるわけ?」当然、お嬢様じゃ無理。「お嬢様?」